April 12, 2010

青年文化ゼミの初回は明日行われます

今年の青年文化ゼミは明日(13日)初回を行います。場所は人文社会科学研究棟1号館の9階、集団実験室。時間は18時より。

初回のお仕事は、前期の予定を決めることです。終わったあとにたぶん軽く飲みにいくことになるかと。社会学や若者文化、サブカルチャーに関心のある方はのぞいてみてください。

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April 11, 2010

渡部真『私説・教育社会学』

このブログを再開(再開したといえるほど頻繁に更新できていないわけですが)したい、しなければと思った一つの理由に、いろいろな方々からご著書を頂く機会が増えて、それを何らかの形で他の方々にも紹介したいなと考えたことがあります(といいつつ頂いたご本が積み上がっているのですが)。そこでまずはこちらから。

渡部真さんに少し前に頂いたご著書です。特に興味を引かれたのは次の3点。


  • これは本筋とはあまり関係ないのですが、本書のところどころに対話形式を使った文章が差し挟まれていて、何か懐かしい気持ちになりました。このような形式の思想表現を見て私がすぐに思い出すのは丸山真男なのですが、渡部さんが注で述べられているところによれば、吉本隆明に触発されたということのようです。半世紀経ってみれば、この2人がある思考の枠組みを共有していたことがみえてくる、そういうことの一端かなと思ったりもしました。
  • 教育社会学、特に大学生研究の文脈で「学生の生徒化」ということがよくいわれます。これは自主的、自律的であるべき大学生が、教師の指導に依存する傾向を強めているという意味で用いられていて、いってみれば大学生を揶揄したり批判したりするニュアンスの言葉です。これは別の角度から見れば「大学生のまじめ化」といわれる変化と表裏一体なので、大学生は遊びに精を出せば「レジャーランド」と揶揄され、学びに精を出せば「生徒化」と揶揄され、と立つ瀬なしの状態な訳です。
    これに対して渡部さんは(「学生の生徒化」ではなく)「大学の学校化」という表現をキーワードとして用いていらっしゃいます。この視角の変更によって問題の所在は学生から大学の側に再発見されることになり、それにともない、教職員の側の不満と学生の側の不満とを同じ枠組みに包摂して考えることができるようになるわけです。大学生の自由の余地が狭まっていく状況は、教員の研究時間が削減されていく状況、職員のデスクワークが増大していく状況と実態としては同一だということです(渡部さんがそこまではっきりおっしゃっているわけではありませんが)。
  • 調査データをとりあげながら若者の変化について書かれるときに渡部さんがしばしば強調するのは、よい意味で変化していない部分が大きいということです。若者を語るときにすぐに「最近の」「いまどきの」という枕詞をつけずにはいられない人々に対してこれはよい冷却剤あるいは解毒剤になるでしょう。

他にも渡部さんのライフヒストリーも交えた興味深い文章が集められています。教育や大学だけでなく若者、子どもといった主題に関心のある方もぜひご一読を。

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March 10, 2010

自我論研究会の研究例会

某MLよりの転載です。次の例会は3月13日だとのこと。公式サイトでの告知はこちら

次回研究会は以下の通り開催されます。

日時:3月13日(土) 15:00〜
場所:早稲田大学戸山キャンパス 第5会議室(39号館5階)

戸山キャンパス内案内図
http://www.waseda.jp/jp/campus/toyama.html

報告者:桜井 洋 氏(早稲田大学)
題目:「社会秩序の起源——自己組織性の観点から——」

※参加に際して、入会手続き、会費などは不要です。お気軽にご参加下さい。

「自己組織性」という言葉が吉田民人先生へのオマージュのように響きます。

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March 06, 2010

関東社会学会第二回研究例会

関東社会学会第二回研究例会のお知らせを転載します。公式サイトでのご案内はこちら

日 程: 2010年3月13日(土)14:00〜18:00
場 所: 東洋大学白山キャンパス6号館3階6308教室
■都営地下鉄三田線「千石」駅A1出口より「西門」徒歩8分
             「白山」駅A1出口より「西門」徒歩5分
             「白山」駅A3出口より「正門・南門」徒歩5分
■東京メトロ南北線 「本駒込」駅1番出口より「正門・南門」徒歩5分
※都営地下鉄三田線をご利用の方々にも、西門は若干遠回りになりますので、正門、南門のご利用をお薦めします。正門前の階段を上りきった正面にある建物(5号館)の左側にエスカレータがあります。それに乗って地下2階まで下りて頂き、そのまま直進して頂きますと、 天井が吹き抜けになっている6号館に着きます。
報 告:
報告(1):小宮友根氏(明治学院大学ほか)
「行為の記述と意味の秩序の構成(仮)」
報告(2):高橋章子氏(首都大学東京)
「社会学的相互行為論と公共性(仮)」
司 会: 木村正人(早稲田大学)

個々の報告が興味深いのはもちろんのこと、行為についての異なった観点をつきあわせながらの総括討論が楽しみな例会です。

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March 03, 2010

関東社会学会修論フォーラム

関東社会学会が毎年行っている修論フォーラムの申し込み〆切が近づいてきました。かつて企画する側として携わったご縁で、ここでもご紹介させて頂きます。

公式サイトでのご案内はこちら

第3回研究例会「第5回修論フォーラム」報告募集のお知らせ

担当:若林 幹夫

 第5回目となる修論フォーラムを以下のように開催します。各大学で作成される修士論文を大学間で検討しあう機会は多いとはいえませんが、この企画は、さまざまな大学の教員や院生・学生が集まる研究例会の場で修士論文を報告・検討するものです。日本女子大学で行なわれた昨年のフォーラムでは、8大学・9名の報告があり、あわせて約90名の参加者がありました。
 報告者が希望するコメンテーターに修士論文を読んでもらいコメントを受けられるこの機会に、今年も多くの報告者・参加者があり、若手の研究交流の場となることを願っています。
 以下の要領で、2009年度に修士論文を提出した大学院生のみなさんからの報告を募集します(ただし、応募時にすでに関東社会学会会員であるか、同時に入会申し込みすることを条件とします。また、2009年度末に応募者が修士課程を修了できなかった場合には、報告予定を取り消します)。応募者数が会場のキャパシティ以内であれば全員に報告していただきますが、それ以上の応募があった場合は抽選などの方法によって報告者を決定します。また、各論文へのコメンテーターは、応募者が自分の論文を読んでコメントしてもらいたい関東社会学会の会員(たとえば他大学の教員)を第二希望まで応募書類に記し、それに従って研究委員会が依頼することとします(希望した方が非会員とわかった場合は、応募者にそのむね連絡して希望の変更をお願いします。また、依頼が不調に終われば、関連する分野の理事がコメントを行います)。
 該当する会員から多数のご応募を期待するとともに、会員各位から非会員の修士課程院生のみなさんへの周知をお願いいたします。また、上記のように、応募者の希望により会員各位にコメンテーターをご依頼する場合がありますが、ぜひともご協力下さいますよう、お願い申し上げます。なお、プログラムの詳細は、次号ニュースに掲載いたします。

実施要領
日 時: 2010年5月29日(土)14:00〜18:00(予定)
会 場: 早稲田大学早稲田キャンパス(詳細情報は後日お知らせします)
報告時間: 1人あたり報告・質疑をあわせて約50分(報告者数により調整を行う)
応募要領
応募締切: 2010年3月5日(金)(郵送物は消印有効とする)

応募書類:

1. 氏名、所属、修士論文タイトル、連絡先(住所、電話、電子メールアドレス)、コメンテーター希望者(第二希望まで)、応募と同時に入会申し込みした場合はそのむね、を記した書類(A4・1枚)
2. 修士論文要旨(A4・1枚、当日の報告要旨とは別のものでよい)
3. 修士論文1部(原則として返却しない)

送付先:
〒169-0075 新宿区高田馬場4-4-19
(株)国際文献印刷社内 関東社会学会事務センター

上記あてに、(1)〜(3)を郵送すること。また、(1)(2)のファイルを電子メイル添付で、上記締切日までにmikio-wa@waseda.jp(若林)あてに送信すること。
*報告者が決定次第、結果を応募者に通知します。ご不明な点は、上記メールアドレスにお問い合わせ下さい。

過去の修論フォーラムでは企画者、司会者、討論者といった立場で参加させて頂きましたが、いずれも実りの多い会だったと思います。討論者のコメントが刺激的であるだけでなく、参加者との応答の中でさらに考えるべき論点が浮かび上がってきたり、報告された修論の思わぬ可能性が見えてきたりいった場面に何度か遭遇しました。修論を書き上げた方は、「ぜひこの方のコメントを聞いてみたい」という方にコメントをお願いするチャンスですし、来年修論を書かれる方は今後の研究活動や執筆作業についていろいろヒントを得ることができると思います。ぜひふるってご参加を。

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February 21, 2010

業務連絡・春合宿関係

学内向けの業務連絡です。

春の合宿に参加される方で、テキストの原書を参照したい方はご一報ください。私の手元にありますので、お見せすることが可能です。

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January 16, 2010

最近のお仕事

再開すると宣言した割にはまたもや放置気味ですが・・・。再開しようと思った理由の一つが、仕事(特に活字になるもの以外)の記録を(できれば公開状態で)残しておいたほうがよいかなと思ったでした。なので、二つほど最近のお仕事の報告をば。

1 1月10日にTwitter上で後藤和智さん(後藤和智事務所Offline代表)と若者論について対談しました。Twitterを使っての対談というのは初めてのことでしたが、なかなか興味深い体験でした。ログはこちらにあります。

2 1月13日に全国大学生協連合会の主催する「学生の意識と行動に関する研究会」という集まりにお招きいただき、「携帯電話と大学生のネットワーキング」というお題でお話ししてきました。

まずはこんなところで。

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December 11, 2009

放置するにもほどがある

ほぼ3年放置していた計算になるわけですね。放置するにもほどがありますね。再開するにあたって心を入れ替えておくことにしましょう。

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再開します

長らく放置していましたが、思うところあって再開します。

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January 07, 2007

再起動します

ほぼ一年間放置してしまいましたが、再起動します。主として告知と仕事状況の報告を行なう場になると思いますが、どうぞよろしくおつきあいください。

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